東京都などの最近のアスベストの調査事例において、従来、国内では殆ど使われていないと考えられていたトレモライト、アンソフィライト、アクチノライト等の所謂無警戒のアスベストが相次いで検出され、厚生労働省は2008年2月6日付けで、建物の解体・改修工事前の調査では、クリソタイル、アモサイト、クロシドライトに限定することなく、上記3種類の石綿も含む合計6種類のアスベストを分析対象とするようにとの通達を出しました。
当社では、こうした社会的な動向にいち早く応えるべく、建材製品中のアスベスト分析について、6種類の全ての石綿分析に対応できる体制を整えました。
建材に限らず、作業環境、大気環境中のアスベスト濃度測定についても目的に応じた分析手法をご提案させていただくことが可能です。 今後、関連のJIS等の改正が予想されていますが、当社では、こうした動向にも迅速に対応していく予定です。
アスベスト分析でお困りの方には、当社より、合理的な分析方法をご提案させて頂きます。
当社は現在注目されている以下の3分野の分析に対応出来ます。
いずれも最新鋭の分析装置を用いて、高精度の結果をお客様にお届けいたします。
JIS A 1481「建材製品中のアスベスト含有率測定方法」(以下新JIS法)により分析を行います。
アスベストが0.1%を超えて含まれるかどうかを、新JIS法より判定することが可能です。
平成18年10月に空気中のアスベスト分析方法であるJISが改正されました。その他気中の分析は下記の方法により試料採取から分析までの一貫分析をお引受け可能です。
天然鉱物中の石綿分析につきましては、基安化発第0828001号(平成18年8月28日)に沿った分析が可能です。